2024年度インフルエンザ予防接種について
※名古屋市にお住まいの65歳以上の方は公費補助を受けるため、別の問診票へのご記入が必要です。
問診票は受付でお渡ししておりますので、お気軽にお問い合わせください。
2024年度は、9/27(金)より接種開始いたします。
今年は名古屋市にお住まいの小学6年生、中学3年生、高校3年生相当の方は無料で接種ができます(10/15から)。
↓詳細は最新情報をご覧ください
- 2024年インフルエンザ予防接種の最新情報
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▼2024年9月18日時点
インフルエンザ予防接種のシーズンが近づいてまいりました。
今年は9/27(金)より接種開始いたします。(各種公費補助のある方は10/15から)。
今年も事前予約は不要ですので直接ご来院下さい。
予め問診票をご記入の上ご来院いただけるとスムーズにご案内できますので、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。
昨年に続き今年も名古屋市にお住まいの小学6年生、中学3年生、高校3年生相当の方は無料で接種ができます。小学6年生の方は2回接種が必要ですが、2回共無料になります。
ただし、無料で接種を受けるには名古屋市から送付される接種券が必要になるので、忘れずにご持参下さい。
また名古屋市在住65歳以上の方は1500円で接種可能です。
こういった公費助成の対象の方は10/15からの開始となりますのでご注意下さい。
また愛知県内名古屋市以外の市町村にお住まいで65歳以上の方は、各々の自治体で補助金制度がありますので、是非役所へお問い合わせください。事前の手続きが済んでいれば、名古屋市以外に居住の方でも当院で割引接種が可能な場合があります。
インフルエンザ問診表ダウンロード
※昨年度と様式が異なります。ご注意ください。
▼2024年9月18日時点
昨年は新型コロナウイルス感染症の5類移行後初めての冬となりました。マスク無しでの外出が当たり前となる中、数年間鳴りを潜めていたインフルエンザが大流行したことは記憶に新しいかと思われます。
2024年は春夏を通じて散発的なインフルエンザの発症も報告されており、冬場の本格的な流行期を前に予防線を張る準備をすべき季節が巡ってきました。
インフルエンザワクチンは、接種することで「インフルエンザにかかりにくく」なり、「インフルエンザが重症化しにくく」なり、「インフルエンザを人にうつしにくく」することができます。特にご高齢の方はインフルエンザの予防接種を受けることで、死亡の8割を防ぐことができると言われています。
(65歳以上の方は名古屋市の公費助成もあります)今年は現状インフルエンザワクチンの供給に問題はありません。 当院は予約不要ですので、予め問診票ご記入の上直接ご来院下さい。
- 1.インフルエンザ予防接種の流れ
- 今年度の予防接種の開始は9月27日です(公費助成の方は10/15以降となります)。
ご来院の際は予め問診票にご記入いただき、ご自宅で体温を測定していただけると、当日のご案内がスムーズになりますので、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。また問診票は受付でお渡しもしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
インフルエンザ問診表ダウンロード
※名古屋市にお住まいの65歳以上の方は公費補助を受けるため、別の問診票へのご記入が必要です。
問診票は受付でお渡ししておりますので、お気軽にお問い合わせください。 - 2.接種時期について
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「インフルエンザの予防接種って早く打ちすぎると、後になって効かなくなるんでしょ?」
皆様こういったうわさ話を聞かれたことはありませんか?
これは明らかな誤解です。実際には予防接種の効果は約半年持続します。
以前はインフルエンザと言えば真冬の病気でしたが、最近では10月、11月に流行期を迎えることも珍しくなくなってきました。また、昨年今年に限って言えば真夏も含め1年中感染が収束することはありませんでした。
予防接種の効果が、注射後2〜3週で出てくることを考えると、今年も早めにワクチン接種を受けられることをお薦めいたします。
特に2回接種の必要な小学生以下のお子様については、10月下旬か遅くとも11月初旬までには1回目を済ませておくことが望ましいです。
ただし、インフルエンザ予防接種の病気予防効果が完璧でないのも事実です。実際の所は「かかりにくくなる」ことと「かかっても軽くすむ」という2つのメリットに集約できますが、予防接種を受けた上で、「うがい」「手洗い」をしっかり行うことが大事です。 - 3.待ち時間解消の取り組みについて
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インフルエンザ予防接種には
1.問診票の記載
2.体温の測定
3.院長による問診、診察
4.接種
このうち、1.と2.のステップは事前に問診票をご記入頂くことで短縮が可能です。
インフルエンザ問診表ダウンロード
11月に入ると週末を中心に接種を希望される方で外来が混雑します。待ち時間短縮のため中学生以上の方については優先的に問診を行い、接種は看護師が担当させていただきます。早めのご案内となるため、必ず院内にてお待ちください。
中学生未満のお子様については医師による接種を継続する関係上、お待ち時間が長くなりますがご了承下さい。お子様連れのご家族の方は、全員揃っての接種となりますので、診察室内で医師の問診・診察後接種いたします。
なお、大人の方でも医師による接種をご希望の方は受付にてその旨ご相談下さい。待ち時間は頂きますますが、医師にて接種させていただきます。 - 4.当院のインフルエンザ予防接種の特色
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当院でのワクチン接種の安全性向上のための取り組みをご紹介させていただきます。
ワクチンの効果を最大限発揮するためには、ワクチンの保存状態も重要な要素となります。当院では診療所としては珍しく、病院用の大型保冷機を導入し常に5℃での保冷を徹底しています。せっかくのワクチンも杜撰な温度管理では本来の効果を発揮することができません。皆様の目の届かないところでも手を抜かないというのが当院の方針です。
ワクチンはどの医療機関で打っていただいても効果は変わりません。事前予約が必要な所や、キャンセルが出来ない所、また接種できる日時が予め決められているクリニックなど色々とあります。
たかぎクリニックとしては、できるだけそういった制約を除いた形で、いつでも気軽に予防接種が受けられる体制の確立を目指しております。
そのため、今年度も、診療時間中は日曜日も含めて、いつでも予防接種の受付をしております。もちろん、予約なしでのご来院で構いません。
また各種健康保険組合で発給されるワクチン助成制度にも対応しております。適応対象の保険組合にご加入の方は、接種補助券をご持参頂ければ、その差額分での接種が可能となります。ご不明な点についてはお気軽にお電話にてお問い合わせください。 - 5.予防接種の回数・料金
- インフルエンザ予防接種は小学生までは2回、中学生以上は1回が標準となります。
2回接種する際の間隔は2〜4週間あけて下さい。
中学生以上の方は1回接種が標準となりますが、受験生などご希望の方には2回接種も承っております(成人でもインフルエンザの予防効果は1回接種と比べて2回接種の方が2〜3割効果の上積みが期待できます)。
本年の当院でのインフルエンザ予防接種の料金をご案内いたします。
1回目 3,850円 (消費税込) 2回目 3,300円 (消費税込)
※当院での接種回数が2回目の方に限ります。他院で1回目の接種をされた方は、3,850円となります。名古屋市にお住まいの65歳以上の方 1,500円(消費税込) 《昨年度に続き今年度も、名古屋市にお住まいの小学6年生、中学3年生、高校3年生相当の方は接種が接種券持参にて無料で接種が可能です》
なお、各種助成制度にも対応しております。
ご加入の健康保険組合で助成制度がある場合にはお気軽にご相談下さい。 - 6.2024年度ワクチン供給状況について
- 当院では今年もワクチンの安定確保に努めてまいります。使用ワクチンは田辺三菱、アステラス、Meiji、第一三共等のものを予定しております。
今シーズンのワクチン株は以下の通りです。昨年からまたA型インフルエンザの株が一部変更となりました。なお、このワクチン株は今シーズン出荷される全てのメーカー、全てのロットで共通となります。
- A/ビクトリア/ 4897/2022(IVR−238)(H1N1)
- A/カリフォルニア/122/2022(SAN-022)(H3N2)
- B/プーケット/3073/2013 (山形系統)
- B/オーストリア/1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)
- 7.接種補助券について
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社会保険加入の方で当該事業所からの接種補助券をお持ちの方も当院での接種が可能です。接種補助券をご持参頂ければ、差額分の支払のみで、その他の手続きは不要です。もちろん、接種補助券をご利用の方でもワクチン接種のご予約は不要です。ご不明な点がございましたらお気軽にご相談下さい。
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※NPOあいちのホームページもご確認下さい。
→NPOあいち インフルエンザワクチンのページ
NPOあいちの補助券を利用される方は来年1/31が接種期限となります。お間違いのないようご注意下さい。
- 8.集団接種について
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当院では近隣の企業様向けに集団接種の相談も承っております。
職員の健康維持、福利厚生目的にて予防接種の検討をされている企業様もお気軽にご相談下さい。
接種の流れは以下の2通りがあります。
1.従業員の方に個別でご来院いただく場合
2.当院からの出張接種
1.の場合は予めご契約を頂き、問診票の記入を頂くことで、優先的に接種のご案内が可能です。
また会計についても、後日企業様からの一括入金での対応が可能です。
接種される人数は何名でも構いません。
2.の場合は概ね50名様以上の事業所様に対して、当院からの出張にて接種をいたします。
50名未満の事業所の方も、近隣の事業所様でしたら可能な限り対応させていただきます。
ご興味ございましたら、お気軽にクリニック受付までお問い合わせ下さい。
また、当院では近隣企業様向けの産業医活動も行っております。
詳しくは産業医のページを御覧下さい。
→ 産業医のご案内 - 9.他ワクチンとの同時接種に関して
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インフルエンザ予防接種を受けられる際に、他の予防接種との同時接種に関する質問を受けることがあります。
基本的にどのワクチンとも同時接種が可能です。
就学前のお子さんですと、日本脳炎の予防接種や水痘の予防接種と同時に受けられる方も沢山いらっしゃいます。予防接種に伴う通院回数を減らすことにもなりますし、痛い思いをする頻度が減るという意味でも同時接種はお勧めです。
また医師会や各種学会でも同時接種は推奨されています。
なお、同時接種を希望されない方も柔軟に対応いたします。 当院では患者様のご要望にあわせて対応可能ですので、お気軽にご相談下さい。 - インフルエンザワクチンQ&A 〜よくあるご質問〜
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ワクチンを接種したら、インフルエンザにはかからないの? 接種をしてもかかってしまう事はあります。ただしワクチン接種をする事で、「かかりにくくなる」「かかっても軽くすむ」という2つのメリットがあります。 ワクチン接種後、抗体はどれくらいで出来るの? 接種後2〜3週間程度でできます。 早い時期に接種すると後になって効果がなくなるのでは? ワクチンの効果は個人差はありますが、おおむね5〜6ヶ月程もちます。つまり10月に接 種しても3月頃までは抗体はあります。過去の流行状況から考えて、より有効性を高め るために、10〜11月中に接種する事をおすすめします。 何歳までが2回接種ですか? 小学生までが2回接種です。(中学生からは1回) なぜ子供は2回接種が必要なの? お子様は大人に比べインフルエンザに対する免疫が低く、2回接種する事により、より免疫力が高くなるためです。 1回目と2回目の間隔はどれくらいがいいの? 2〜4週間がベストです。 赤ちゃんでも接種できるの? 6ヶ月から接種可能です。尚、1歳未満のお子様は、他のワクチンを優先する事をおすすめします。 受験生は2回接種したほうがいいですか?またいつ接種すればいいですか? より免疫力をつけるためには2回接種をおすすめします(当院スタッフは毎年2回接種しています)接種時期に関しては、10月下旬か、遅くとも11月初旬までに1回目の接種をすませておく事がよいと考えます。 授乳中でも接種できるの? 接種できます。 妊娠中でも接種できるの? 妊娠中(全週)でも接種できます。
(安全性については問題ないと報告されており、世界的に妊婦さんには積極的接種が推奨されています)
妊娠中のワクチン接種のメリットは、@母親自身の発症、重症化を防ぐ A母体を通して抗体がお腹の赤ちゃんに移行するため、出産後の乳児の感染防御や重症化防止のメリットがあります。
(乳児への免疫は約6ケ月持続するといわれています)ワクチンはA型、B型のどちらにも効果があるの? A型、B型ともに効果はあります。
ワクチン接種後の注意事項
@接種部位は、揉んだり、掻いたりしないでください。(腫れやすくなります)
A入浴はしても問題はありません。
B接種部位のシールは、接種後30分ほどではがしてOKです。
C接種日は、汗をかくような激しい運動は控えてください。
D稀に接種部位が腫れたり、痒くなる事がありますが心配はいりません。(腫れがひどい、発熱した等でご心配な症状があればお気軽に受診してください)
院長より
インフルエンザ予防接種の病気予防効果は完璧ではありません。
メリットは「かかりにくくなる」「かかっても軽くすむ」の2つに集約できますが、予防接種をうけた上で「うがい」「手洗い」「十分な休息」を心がける事が大事です。