名古屋市名東区 本郷・藤が丘の内科・小児科クリニック

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花粉症について

花粉症

あなたにはあなたの花粉症治療

1.花粉症について はじめに

毎年2月になるとスギの花粉が飛び始めます。
花粉症(アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎)の季節がやってきました。
花粉は前年の日照量に比例するため、今年は飛散量が多いと言われています。ここ2年程は花粉飛散量が少なかったため「花粉症治ったかな?」と感じた方ももいたのではないでしょうか?かく言う私もそのうちの一人です。ただ、今年は油断できません。

花粉症は耳鼻科の病気では?と考えていらっしゃる方が意外と多いですが、実はアレルギーに伴う症状なので内科医・小児科医の実力の見せ所でもあるのです。

花粉症対策の薬は沢山出ています。内服薬、点鼻薬、点眼薬と多岐にわたりますが、ひとつだけ使用する場合と複数組み合わせて治療を行う場合があります。この辺りは患者さんの症状を丁寧に問診した上で決定していきます。

花粉症は仕方ないとあきらめる前に、気になる症状があればお気軽にご相談下さい。
あなたも花粉症のオーダーメイド治療を始めてみませんか?

2.花粉症の治療開始時期について
今回は花粉症(アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎)の治療開始時期に関するお話です。
テレビや新聞で「花粉症の治療は、花粉が飛び始める前から」といった報道をご覧になったことはありませんか?私も診療をしていてよく「どうしてですか?」といった質問を受けます。
こちらについてご説明いたしましょう。

花粉症はスギやヒノキといった植物の花粉に対するアレルギー症状であるため、治療の基本はそのアレルギー反応を抑える点にあります。そういった意味で治療の基本には抗アレルギー薬の内服がお勧めです。10数年ほど前まで主に使われていた薬(抗ヒスタミン薬)は、飲めばすぐに効果は出ますが副作用としての眠気が非常に強いといったデメリットがありました。それに比べて現在主流になっている薬(抗アレルギー薬)は眠気の副作用は少ないのですが、しっかりと効いてくるまでに時間がかかります。

毎日しっかり服薬して1週間程で7割程度、2週間服薬を続けた所でようやく10割の効果が得られます。そのため花粉症の症状が出始めてから服薬を開始すると、しばらくの間はつらい思いをしないといけないということになります。

そういった意味で、毎年花粉症に悩まされる方は早めの治療が望まれます。
今年もすでに花粉の飛散が始まっています。花粉症にお悩みの方はお早めに、そしてお気軽にご相談下さい。
3.花粉症の飲み薬について

今回は花粉症(アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎)の飲み薬についてのお話です。

花粉症対策の飲み薬は非常に沢山あります。以前のコラムでもご紹介した抗アレルギー薬というのがその基本になります。一般的に言って効果の強いものほど眠気の副作用も強くなります。眠気の副作用がまったくない薬として、アレグラ、クラリチンといった薬もあります。その対極にあるのが効果も眠気も強いアレロックといった薬です。

抗アレルギー薬の作用を助ける薬として、オノン、シングレアといった薬もあります。これらを併用することによって、副作用の眠気を増やすことなく効果の増強が期待できます。また小青竜湯を始めとした漢方の薬は、妊婦さんや授乳中の方に対しても使える安全な薬です。

これら内服薬を補助する薬として点眼薬、点鼻薬があります。点眼薬にも色々と強さがありますし、コンタクトレンズ装着中に使用できるものもあります。点鼻薬に関しても、鼻づまりに効果のあるもの、鼻水に効果のあるものなど、バラエティ豊かです。

なお、近年では薬の効果と副作用としての眠気の少なさのバランスがとれた薬も新しくでてきています。今までの薬で、効果が不十分であるとか、眠気の副作用が気になるといった具合に、満足できていない方は是非ご相談下さい。

内服薬、外用薬ともにしっかりとした管理のもと使用していけば、健康上の問題を起こす心配はまずありません。しっかりと症状を相談できて、花粉症の治療に詳しい医療機関への受診をお勧めします。もちろん、たかぎクリニックは上記の薬全てを取り揃えて、万全の体制でお待ちしております。

4.花粉症の薬剤について

今回は花粉症(アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎)の薬剤について、続きのお話です。

薬剤費について少し触れてみましょう。
花粉症は2月から5月ころまで、ひどい方だと3ヶ月以上にわたって服薬を続けなければなりません。そのため、薬剤費も重要な要素になってきます。

近年ジェネリック医薬品(後発医薬品)という言葉が広く普及してきました。ジェネリック医薬品とは、特許(発売から概ね10年程)の切れた薬を別のメーカーが販売するものです。有効成分には変わりが無いので、基本的に薬効も大きくは異なりません。

近隣の薬局に確認した所、アレジオン、ジルテックといった花粉症の薬であれば、ジェネリック医薬品に変更することで、1ヶ月分の薬価が1000円近くも安くなるとのことでした。新しい薬には新しい薬の良さがありますが、昔からある薬で良く効いている人にとっては、ジェネリック医薬品という選択も十分に検討すべきかと思われます。

診察代は3割負担の方ですと初診時で1000円程度、再診時は600円程になります。後発医薬品を使用すれば、薬剤費も1000円以下に抑えることが十分に可能です。副作用の強い高価な市販の花粉症治療薬を使用するよりも、しっかりとした医療用医薬品の使用を検討してみてはいかがでしょうか。最近ではドラッグストアでも花粉症の治療薬を購入することができるようになりましたが、アレグラ、アレジオンといった医療用医薬品で名前は同じものでも有効成分の含有量が少なかったり、値段が非常に高いといったデメリットも多いのが実情です。アレグラやアレジオンにはジェネリック医薬品が存在するため、薬局でそれらの薬を購入するよりも、クリニックで処方を受けるほうが経済的負担は少なくてすみます。

当院では、そのような薬価負担も含めた総合的な見地にたって診療に当たっています。受診される際は遠慮なく、ご質問下さい。
5.花粉症についての検査について

今回は花粉症(アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎)の検査についてのお話です。

春先に鼻水やくしゃみがでると、「風邪かな?それとも花粉症かな?」という疑問を持つ方が多いかと思います。私も診療をしているとこういった質問をよくうけます。

実は、風邪と花粉症を区別するのは簡単ではないのです。なぜなら風邪の症状と花粉症の症状は似通っており、くしゃみ、鼻汁だけだと区別が困難です。熱を伴えば風邪の可能性が高くなりますし、毎年この時期に症状が出るようなら花粉症の可能性が高くなります。とはいえ、熱のでない風邪もあれば、花粉症の人が風邪になることもあります。

白黒つけるための一つの方法として血液検査があります。これは血液中の免疫グロブリンの量を見る検査です。スギやヒノキ等に対する個々の免疫反応を見ることが可能です。

すでに医療機関で花粉症の治療を受けている方は、余分なお金もかかるので検査を受ける必要はないでしょう。しかし、ここ数年春先になるとだるい、つらいといった症状が出てきた方は一度調べてみることをお勧めします。
花粉症とわかれば、適切な治療を受けることで生活の質が上がり充実した毎日が過ごせると思いますよ。
6.舌下免疫療法について
今回は花粉症(アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎)の新しい治療(舌下免疫療法)についてのお話です。

数年前にシダトレンという新しい作用機序の薬が発売されました。これは減感作療法と言って、アレルギー疾患の原因となるアレルゲンを、低濃度、少量から投与し、徐々に増量、高濃度へ移行させ、アレルゲン(アレルギーの元)に対する過敏性を減少させる治療のための薬です。発売前後に我々医療関係者の間ではかなり話題になりました。またマスコミで取り上げられているのをご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論から言いますと、現時点ではあまりお薦めはできません。その理由として、
 ・スギ花粉症にしか効かない(ヒノキやブタクサには無効)点
 ・スギ花粉が飛んでいない時期も含めて3〜5年という長期間に渡り服薬が必要である点
 ・根治療法ではないため、服薬終了後しばらくすると症状はぶり返し、服薬を再開する必要がある点
以上のような理由で、当院ではシダトレンの処方は行っておりません。

花粉が飛んでいない時期にも数年間に渡り毎日薬を飲み続けることは、重度のスギ花粉症の方を除けば現時点であまりお薦めはできません。しばらくは従来型の治療で花粉が飛ぶしばらくの間をしのいでいくというのが良いのではないかと考えております。

ただし、重度なスギ花粉症の方には希望が持てる治療法ですので、ご希望の方には近隣の病院(特に愛知医科大学病院耳鼻咽喉科ではアレルギー治療に力をいれています)へのご紹介もさせていただきますので、お気軽にご相談下さい。
7.花粉症の情報サイト

今回は花粉症(アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎)の情報サイトについてのお話です。

花粉の飛散情報等、有用な情報が得られます。
是非ご覧ください。

環境省花粉情報サイト          :花粉症のポータルサイトとして活用しています。
環境省花粉観測システム(はなこさん) :リアルタイムでの花粉飛散状況がわかります。


花粉症の治療を考えている方へ

花粉症の治療の始め方を簡単な質問に答えるだけでご案内します。

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